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手嶋龍一が読む
正義なき司法の闇語る
『知事抹殺−つくられた福島県汚職事件』(佐藤栄佐久著)
書評を掲載しました。
「熊本日日新聞」 2009年10月18日付掲載
(サイト掲載 2009年10月21日)
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福島県発注のダム工事をめぐって収賄の罪に問われた佐藤栄佐久前知事の控訴審で、東京高裁は10月14日、懲役3年執行猶予5年とした一審・東京地裁判決を破棄し、改めて懲役2年執行猶予4年の判決を言い渡しました。この一審と14日に下された二審の判決文こそが、本書の供述を見事に裏書きしています。東京地裁も高裁も量刑を判決毎に軽くしたものの、被告を有罪として検察当局の顔を立て、その一方で、厳罰に処すべき知事の重大犯罪にも関わらず、執行猶予をつけて、追徴金も取らない苦肉の判決を下しています。裁判員なら贈収賄事件でカネの授受を立証できない事件など有罪にしないでしょう。ふたつの判決は実質無罪を言い渡しているのですが、司法メディアは「有罪」と断じてその内実を報じようとはしません。
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「ヒューマニズムだけではなかった『情報士官(インテリジェンス・オフィサー)』
としてのユダヤ難民救済 − 杉原千畝」
を掲載しました。
SAPIO 2009年8月26日号
「日本史上最強の『外交英雄』は誰か − 4位 杉原千畝」掲載
(サイト掲載 2009年8月27日) |
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| 杉原千畝氏といえば、「命のビザ」を独断で発行し、6千人を超えるユダヤ難民を救ったヒューマニストというイメージで語られてきました。確かに杉原氏に救われたユダヤ難民は、シベリア鉄道を経て、日本の土を踏み、そして上海の租界やアメリカに脱出していくことができました。ひとりの日本人外交官が「幾多のスギハラ・サバイバル」を送り出したことは紛れもない事実です。しかし、杉原氏を人道主義によって行動した“日本のシンドラー”と見るだけではその素顔が歴史の闇に隠れてしまうでしょう。 |
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手嶋龍一が読む
維新の素顔目撃した武人
「ある明治人の記録−会津人柴五郎の遺書」(石光真人編著)
「熊本日日新聞」 2009年7月5日付掲載
(サイト掲載 2009年7月24日)
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ロンドンの書店を久々にめぐりました。その落ち着いた佇まいと清々しい書籍の配列、そして、刊行後はるかに時が経った本もちゃんと書棚に並んでいるところに、なんともいえぬ居心地の良さを感じます。今回取り上げたのは、このところ日本の書店で平積みにされているリバイバル本のなかの一冊です。初版は1971年。タイトルにある武人、柴五郎と編者である石光真人の関係にも触れました。
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ジャーナリスト、作家 手嶋龍一の視点
北海道新聞「さあ!北海道 560人の力」
北海道新聞 2009年4月29日付掲載(サイト掲載 2009年5月15日) |
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| 豊かな自然や人的資源に恵まれている北海道の魅力が、道外の人々を引きつけています。農業、観光、環境という三分野で有望な発展が期待でき、フォローの風が吹いているいまこそ、既得権益にしがみつくことをやめ、大胆で独創的なプロジェクトを打ち出し、投資の呼び水とするべきです。そして、中央政府から精神的な「独立宣言」をするときがきています。 |
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「北海道独立への理念を求めて」
北海道新聞 2008年10月15日付広告のページ掲載(サイト掲載 2009年2月6日) |
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| かつて「Boys, be ambitious」を唱えたクラーク博士を迎えたフロンティア、北海道―。この地が21世紀の新しい潮流の実験場になるのは当然のことでしょう。ポスト冷戦の世界では、伝統と歴史を誇るヨーロッパが統合をより深化させ、従来の主権国家の枠を超えた、新しい国家群の連携を形成しています。それと同時にイギリスやスペインでは、ウェールズ、スコットランド、そしてカタロニアが自立への歩みを早めている。そこにあるのは統合への求心力のゆえに働く自立という名の遠心力なのです。北の大地で、いま自立と独立を語るなら、その基礎となるあたらしい理念が真っ先に問われるべきでしょう。 |
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手嶋龍一が読む
「新たな概念の創造」を示唆
『日米同盟の静かなる危機』(ケント・カルダー著、渡辺将人訳)
「熊本日日新聞」 2008年12月21日付掲載
(サイト掲載
2008年12月23日)
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民主党オバマ新政権の出現により、日米関係の運営は難しくなると懸念する声が日本側に出ていますが、本書を読み進めていけば、日米同盟の危機の所在がより深いところにあることがお分かりになるでしょう。
筆者は、両国ともに刻々と姿を変えていく同盟の全体像を正確に捉えることができず、同盟が世界情勢のグローバルな現実にそぐわない方向に傾いていく危険があると指摘するとともに、だからこそ、新たな同盟の概念を創り出す時が到来しているのだと告げています。 |
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手嶋龍一インタビュー 「“新冷戦”の本質と求められる『理想の外交』」
「潮」 2008年11月号掲載(サイト掲載 2008年11月4日) ※スティーブンズクラブに掲載
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混迷の度を深めるアフガニスタン情勢、グルジア紛争など世界情勢はますます不安定化しているといえます。冷戦後、主権国家の枠を超えた理念の外交を展開する「ポスト近代国家」へと脱皮した欧州連合(EU)は、東方拡大を進めるなかで、この新たなシステムを隣接する地域にまで浸透させることができるのかどうかの瀬戸際に立たされており、ロシアに対して対決色を強めるアメリカとは一線を画した外交を展開しているように見えます。そして、日本は新政権を迎えるアメリカの凋落を前に何をすべきなのでしょうか。
急がなければならないのは、空洞化の兆しをみせている日米同盟の再建です。そのための現実的な備えとして欧州を巻き込んだ「解」を探ったのが、麻生太郎首相が掲げる「自由と繁栄の弧」構想と言えます。 |
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「オバマと秋刀魚〜日米政治の分かれ目」
5月26日FACTA誌主催ジェラルド・カーティス教授との対談(司会:阿部重夫FACTA編集長)
(サイト掲載 2008年11月3日)
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誰が次の米国大統領に就任するのか、そして日米関係への影響は―。
11月4日の米大統領本選挙を目前に控え、5月26日にFACTA誌主催で開催したコロンビア大学のジェラルド・カーティス教授との対談(司会:阿部重夫FACTA編集長)の模様をここに再現します。 |
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「日本とアメリカの狭間で」
ジェラルド・カーティス教授・手嶋龍一対談
「週刊読書人」2008年5月9日付掲載(サイト掲載 2008年11月3日)
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1960年代半ばに初来日以来、ニューヨークとアメリカを行き来しながら、日本政治の研究をつづけてきた、コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授と、この国の政治と社会について綴った教授の『政治と秋刀魚』(日経BP社)を中心に「週刊読書人」の紙面を借りて語り合いました。 |
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手嶋龍一が読む
みなぎるヨーロッパ世界の自信
『国家の崩壊』(ロバート・クーパー著、北沢格訳)書評
「熊本日日新聞」 2008年9月7日付掲載
(サイト掲載
2008年10月24日)
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本書には、欧州に生まれたポスト近代国家のシステムと、それに裏打ちされたヨーロッパ世界の自信が本書の端々に漲っています。グルジア紛争をきっかけに新冷戦の到来がいわれるいま、ヨーロッパは、ロシアとの対決を強めるアメリカとはどこまで一線を隠すことができるのでしょうか。 |
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「おやじのせなか」
炭鉱経営 作業員にお酌
朝日新聞7月13日付朝刊掲載
(サイト掲載 2008年9月19日)
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2001年の9.11米国同時多発テロ事件のとき、NHKワシントン市局長として11日間連続の中継放送を担いましたが、そのさなか僕の中では北海道で炭鉱を経営していた父の姿がよみがえっていました。朝日新聞の「おやじのせなか」で、父にまつわるエピソードをご紹介しました。 |
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旧弊な商習慣打ち破る馬産地の「ブランディング力」
−北の地から北の地へ−
北海道新聞7月21日付け朝刊「エッセー 北の地から北の地へ」
(サイト掲載 2008年9月4日)
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7冠を制した名馬ディープインパクトが、生まれ故郷に帰って種牡馬となったのは二年前。苫小牧のノーザンホースパークで今年7月開かれたセレクトセールでは、ディープインパクトを配合した当歳馬のなかでも、ひときわ目を引いた名牝ビワハイジの当歳馬が2億2千万円もの高額で落札されました。
世界中から注目されるまでに成長したセレクトセールに息づいているのは「マーケット・エコノミーの真髄」――安易に官僚機構に頼らない、溌剌とした精神でしょう。このエッセーの中では、今年のセレクトセールでの模様とともに、その魅力についてご紹介します。 |
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手嶋龍一インタビュー「できない約束をしてはいけない」
「セオリービジネス」誌2008vol.4(講談社)掲載(サイト掲載 2008年8月27日)
※スティーブンズクラブに掲載
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セオリービジネス誌(講談社)掲載中のインタビュー記事「できない約束をしてはいけない」をアップしました。ジャーナリスト手嶋龍一の原点を探ります。 |
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手嶋龍一が読む
「自らと格闘 世界の鼓動伝える『一言半句の戦場』
(開高健著)書評
「熊本日日新聞」 2008年5月28日付掲載
(サイト掲載
2008年8月18日)
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戦後の日本に、こんな、とてつもない作品がなぜ出現したのでしょうか。開高の死から二十年近くを経て「文豪、最後の新刊」という謳い文句のもとに『一言半句の戦場』が上梓されました。 |
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米国大統領選挙対談 「“新しいアメリカ”が見えてきた」
コロンビア大学のジェラルド・カーティス教授×手嶋龍一
「潮」 2008年4月号掲載(サイト掲載 2008年3月28日)※スティーブンズクラブに掲載
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あまりに長丁場の戦い、そしてその過酷さ、それゆえ米大統領選挙は“アメリカン・マラソン”にたとえられます。しかし、今回は、11月の本選挙に向けた予備選挙・党員集会で共和党はマケイン上院議員の候補が確定する一方で、民主党はヒラリー・オバマ両候補の競争が近来にないデットヒートに展開しており、予断を許さぬ状況です。まさに“アメリカン・トライアスロン”と形容すべき選挙と言えましょう。
この大統領選挙の注目点について、コロンビア大学のジェラエルド・カーティス教授と存分に語り合いました。
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対談 龍と鷹
「ウルトラ・ダラー」の作家 手嶋龍一さんに迫る(PDF記事)
『街 はこだて』誌 2008春518号掲載 (サイト掲載 2008年4月18日)
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『 ウルトラ・ダラー 』 の舞台のひとつに函館元町があります。この函館と旭川で、 函館のタウン誌 『 街 はこだて 』の発行人、西野鷹志さんと対談し、僕と北海道とのつながり、 『ウルトラ・ダラー』『ライオンと蜘蛛の巣』そして『外交敗戦』『たそがれゆく日米同 盟』の舞台裏、そして
ラジオの魅力について語り、楽しいひとときを
過ごしました。
『街』に 掲載された、この対談を公開しました。 |
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「最近気になるニュース・出来事」
DOMANI誌07年10月号掲載(サイト掲載 2008年3月2日)
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女性月刊誌「DOMANI」から昨年、気になるニュースを 5本をピックアップし、それぞれにコメントを求めらました。このなかで僕が言いたかったのは、ニュースの受け手側に自分なりの視点を養うことが大切であるということです。ニュースにはメディア側の独りよがりな視点が入り込んでいることがあるからです。そのうえで、ニュースの行間を読み取り、真に大切なことをつかみ取るべきでしょう。 |
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手嶋龍一が読む 「マイ・ドリーム」(バラク・オバマ著)書評
「熊本日日新聞」 2008年2月10日付掲載(サイト掲載
2008年2月12日)
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2008年米大統領選での党員集会・予備選で、民主党のバラク・オバマとヒラリー・クリントン両上院議員が大統領候補指名をめぐる大接戦を繰り広げています。
初の黒人大統領が誕生するかどうかが注目されていますが、オバマの原点を知るために、彼の自伝「マイ・ドリーム」(原題:Dreams
from my Father - A story of Race and Inheritance) をご紹介します。
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手嶋×阿部 「米大統領選を100倍楽しむ」トークイベント (2008年1月15日実施)
1.「『先行指標』ニューハンプシャー」 (サイト掲載 2008年1月16日)
2.「『アメリカン・トライアスロン』に潜む罠」 (サイト掲載 2008年1月18日)
3.「勝負を決める2つのファクター」
(サイト掲載 2008年1月22日)
4.「一度はどんなツケを日本は払うか」 (サイト掲載
2008年1月26日)
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1月15日に開いた緊急トークイベント「アメリカ大統領選を100倍楽しむ方法」には多くの方にお越しいただき、誠にありがとうございました。満場の中、参加者の皆さんは最後まで本当に熱心に耳を傾けてくださいました。
参加してくださった方の中から、早速、「具体例をあげて説明してくれたので分かりやすかった」「面白かった」という反響もいただき、それだけ、大統領選への関心が高いのだと改めて感じております。トークの内容にご興味をお持ちの方も多くいらっしゃると思いますので、オフィシャルサイトにて、このトークイベントの一部をご紹介させていただきます。 |
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「セント・マイケルズでの2ヵ月半」
月刊 「現代」 2007年8月号掲載(サイト掲載 2008年1月5日)
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僕が放送局に別れを告げてまっすぐ目指したのは、小さな港町セント・マイケルズでした。チェサピーク湾が深く切れ込んだ入り江に建つコテッジを借りうけ、翌日からは朝日が水平線に昇るとともに目覚めてキーボードに向かい、『ウルトラ・ダラー』の物語を紡ぎだす暮らしに入ったのです。 |
| 小説ができあがるまでの2ヵ月半はあっという間でしたが、セント・マイケルズの面影は今も間欠泉(かんけつせん)のように蘇ってきます。月刊現代に依頼された旅に関するエッセイでは、このセント・マイケルズで過ごした至福の時間をご紹介しました。 |
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「ラジオが流れる街」 Bobo's 2007年12月号掲載(サイト掲載
2007年12月31日)
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メディアの中でもとりわけ好きなのがラジオです。どこかお洒落で温もりがある。わがインテリジェンス小説『ウルトラ・ダラー』に登場する主人公スティーブン・ブラッドレーもBBCのラジオ特派員です。
最近、函館山の麓にひっそりと建つ小さなラジオ局「FMいるか」を訪れました。その清楚ながらも凛とした佇まいに思わず思いを馳せたのは、アイルランドやブタペスト、
ウエストバージニアにある、わが愛しのラジオ局たちのことでした。 |
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『ウルトラ・ダラー』解説
「インテリジェンスをめぐる迷宮」
「波」2007年11月号掲載 (サイト掲載 2007年12月3日)
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日本で初めてのインテリジェンス小説『ウルトラ・ダラー』が今度は文庫で登場しました。発刊2日後には増刷が決まるなど、お蔭様で読者の方々から大変なご好評をいただいております。スティーブンズ・クラブ会員の皆様を対象にした、サイン本・講演会の抽選でも続々とご応募をいただき、心から御礼申し上げます。
この文庫化を記念して「波」11月号に解説を書き下ろしました。オフィシャルサイトでも皆さんに公表いたします。続きを読みたい方は「続きを読む」をクリックしてください。
紺の防寒服を着た男が黒龍江のほとりに佇み、青黒い川面の彼方に広がる街の灯にじっと見入っていた。大型のサーチライトが対岸の国境警備隊を数分ごとに照らし出す。中国の公安当局は、中ソ国境の要衝ブラゴベシチェンスクに情報網を張り巡らしていた。防寒服の男はそれを統御するスパイ・マスターだった。瞬時でも判断を誤れば彼の地の情報網を壊滅させてしまう――。彼の面差しに浮かんだ暗い険は、忘れえぬ残影としてわが胸底に沈殿した。
『ウルトラ・ダラー』を書き進めるうち、あの中ソ国境の光景が脳裏をよぎって筆先が凍りつくことがあった。この物語が深く依拠している情報源を危地に近づけてはいないか――。防寒服の男が抱いた同じ恐れに囚われる日々だった。 |
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西川恵(毎日新聞専門編集委員)×手嶋龍一対談
「ワイン外交の舞台裏 ―メニューを見れば、すべてがわかる!―」
「オール讀物」2007年6月号掲載
(サイト掲載
2007年10月23日)
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| ※スティーブンズクラブに掲載 |
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外交は武器を使わない戦争だといわれるように、国際社会の舞台裏では、熾烈な情報戦が繰り広げられ、外交の一場面として利用される饗宴の背後にも様々なドラマが渦巻いています。
この対談では、世界各国の首相が主役を演じる饗宴のメニューやワインの銘柄から、外交のありようを読み解くユニークな手法を編み出した西川恵さんとその舞台裏を語り合いました。 |
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緊急トーク 手嶋龍一×阿部重夫FACTA編集長
「亡国の総理」辞任 <上> (サイト掲載
2007年9月22日)
「亡国の総理」辞任 <中> (サイト掲載 2007年9月23日)
「亡国の総理」辞任 <下> (サイト掲載 2007年9月23日) |
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自民党総裁選は9月23日、党本部での両院議員総会で、党所属国会議員と都道府県連代表による投票を行い、福田康夫・元官房長官を新総裁に選出しました。
この総裁選に先駆けて、安倍首相が突然辞任表明した直後の9月12日から連続して3日間、月刊FACTAの阿部重夫編集長と緊急対談を行い、福田新政権の誕生を視野に今回の安倍首相辞任が日本の安全保障、とりわけ日米同盟にどのような影響を与えるのか、改革路線の行方などを中心に論じました。その緊急トークの内容をオフィシャルサイトに公開します。
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緊急トーク 手嶋龍一×阿部重夫FACTA編集長
<上>「三度目の正直? 遠藤農水相辞任と安倍政権の命運」(サイト掲載 2007年9月4日)
<中>「安倍政権の躓きは内政だけではない」(サイト掲載
2007年9月7日)
<下>「テロ特措法、小沢民主党のツッパリ」(サイト掲載 2007年9月9日) |
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| 7月29日の参議院選挙で自民・公明の与党が大敗を喫してからおよそ1カ月、8月27日に安倍政権は自民党三役から閣僚まで大幅に入れ替える改造人事を行いましたが、わずか1週間で遠藤武彦農水相が辞任に追い込まれる事態となりました。参院選前に開催された「手嶋龍一×阿部重夫FACTA編集長」トークイベントでは他のメディアでは接することができない争点や情勢の読み方を明らかにしましたが、参議院選挙で浮かび上がった真の争点を改めて検証してみました。 |
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手嶋龍一が読む
「歴史切り拓く人々の触れ合い 『世界を変えた6つの飲み物』」
「熊本日日新聞」 2007年8月19日付掲載(サイト掲載
2007年8月31日) |
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ロンドンの「エコノミスト」誌の名編集者にして、名うてのノンフィクション作家トム・シタンデージは英文の原題『6つのグラスの中に見つけた世界の歴史』のとおり、ぴかぴかに磨きあげた6つのグラスを取り出し、ビール、ワイン、スピリッツ、コーヒー、ティー、コーラをなみなみと注いでみせます。老練なバーテンダーを思わせる物静かな口調で彼が語り始める6つのドリンクをめぐるエピソードは、読者の意表を突いて最後まで飽きさせません。
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「真の国際人」に求められる資質とは
「慶應SPIRIT」誌 2007年No.3号掲載(サイト掲載
2007年8月25日) |
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国連開発計画(UNDP)の親善大使を務める女優の紺野美沙子さんとの対談で、真の国際人に
求められる資質、そして国際社会で日本が何をすべきかについてお話しました。
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「礼儀作法について」(※スティーブンズクラブに掲載)
「GQ」 2007年3月号掲載
(サイト掲載 2007年8月1日) |
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礼儀作法といっても、たとえば、ナイフ・フォークは外側からなどといった形式的なマナーよりも大事な心構えがあります。海外の旅先で、そして、若い頃は料亭の女将さんたちから、大切な教訓や礼節を学びました。
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「優駿」インタビュー
「優駿」 2007年5月号掲載
(サイト掲載 2007年7月16日) |
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馬と少年―。北海道に生まれ、育った僕にとって、牧野を駆け巡る馬たちは、親しい友だちでした。競馬との関わりも子供の頃からのもの。
このインタビューでは、『ウルトラ・ダラー』や『ライオンと蜘蛛の巣』に登場するノーザン・ファーム代表の吉田勝己さんや社台ファミリーとのエピソードをご紹介しました。 |
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「ああ、大散財!−ロッキーの頂き」(※スティーブンズクラブに掲載)
「オール讀物」 2007年4月号掲載
(サイト掲載 2007年6月27日) |
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皆さんも散財をしてしまった経験をお持ちではないでしょうか。ここでご紹介する僕の「大散財」は、ネバダ州(アメリカ)にある砂漠の賭場リノへ単独行を企てたときに経験したものです。
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「内ポケットに忍ばせるインテリジェンスの意外な秘密兵器」(※スティーブンズクラブに掲載)
「サイゾー」2007年5月号掲載
(サイト掲載 2007年6月16日)
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巨大組織を離脱するとき、自分に言い聞かせたことがひとつあります。今後のわが人生の王様は、著作を手にとってくれる読者だけ―。わが読者からお求めがあれば、サインをさせていただくこともあります。でも、問題がひとつ。僕は筆圧が高いので、すぐにくたびれてしまうのです。そんな折に出遭ったのが、この「秘密兵器」でした。 |
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〜国際協力銀行の暗部を内部文書を根拠に描く〜
「解体 国際協力銀行の政治学」書評
「Books
in Review」 2007年2月10日号掲載
(サイト掲載 2007年6月6日) |
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1999年に日本輸出入銀行と海外経済協力基金が統合して発足した国際協力銀行が、どのような政治プロセスのうえに分離・解体されていくのかを克明に描いた「解体 国際協力銀行の政治学」(草野厚 著;東洋経済新報社)について書評を掲載しました。
2002年秋の「平壌宣言」では、対北援助への道筋が示されましたが、巨額の援助を引き出すために、持ち出された打出の小槌が「国際協力銀行」でした。同銀が恣意的な融資を生む温床になっている実態についても本書は迫っています。 |
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手嶋龍一が読む 「近衛文麿『黙して死す』」書評
〜戦争史に隠された真相に挑む〜
(※スティーブンズクラブに掲載)
熊本日日新聞 2007年4月29日付「読書」欄掲載
(サイト掲載 2007年5月17日) |
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戦争責任を問われた近衛文麿を服毒自殺に追い込んだのは何か。誰かが歴史の真実を歪めて近衛を刺したに違いない―。
近衛が「黙」して封印した歴史の闇に光を当てようとした鳥居民氏の近刊「近衛文麿『黙して死す」(草思社)について書評を記しました。 |
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「フェルメールが私を引き付ける二つの理由」
「UOMO」誌2007年4月号掲載 (サイト掲載 2007年4月18日) |
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| 「UOMO」誌が2007年4月号で「フェルメール もうひとつの『全点踏破』の旅」と題して、オランダの画家フェルメールの贋作をめぐる特集を組みました。この特集のインタビューの中で、僕はワシントン時代にしばしば目にしていた「天秤を持つ女」を紹介しました。 |
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「アラン島の人々」
(サイト掲載 2007年4月3日) |
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小さな島に住む人たちからは、そこはかとない温もりが伝わってきます。ジャーナリストとして、アメリカ大陸の山岳地帯、ヨーロッパの都市、アジアの偏狭を旅した経験から、やはり島はいいなと思います。
なかでも印象に残っているのは、アイルランド南西部から大西洋に剣のように突き出たディングル諸島を経てアラン諸島に向かった時に出会った人々のことです。 |
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価値観の数だけ、かけがいのない歓びがある!
日刊現代掲載 (サイト掲載 2007年3月28日) |
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| 「高度経済成長」「受験戦争」「戦後民主主義」−。団塊世代の多くが共有した、この3つを僕個人は体験していません。このため、団塊の世代とは異なる価値観から物事を見てきたかもしれません。そして、ハーバード大学国際問題研究所時代の仲間との交流を通じて、視野が外に向かって一気に広がっていったのです。
「価値観の数だけ、かけがいのない歓びがある」 のインタビューでは、僕自身の価値観がどのような環境の中で培われていったか、そして、僕が、どのようなことに価値を見出すかについてお話をしました。 |
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「ジャーナリスト入門」
「ダカーポ」2007年2月7日号掲載 (サイト掲載 2007年3月13日) |
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「ダカーポ」2007年2月7日に掲載された「ジャーナリスト入門」を掲載しました。
ジャーナリストとして常々、読者や視聴者、つまりニュースが最終的に届けられる人たちのためにのみ、忠誠を誓いたいと考えています。少なくとも、そうあり続けたいと考えています。このインタビューでは、僕がインテリジェンスに関わる仕事の1つ、ジャーナリズムの世界に入ることになった経緯や、『ウルトラ・ダラー』に盛り込まれたインテリジェンス、そして、ジャーナリズムのあり方などについてお話しました。 |
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「『本』を通じて、学生に伝えたかったこと――」
朝日新聞夕刊掲載 (サイト掲載 2007年3月3日) |
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| アメリカで起きた同時多発テロ事件の翌年、北海道にある母校の高校へ、講演に行った際に学生に何冊かの本をご紹介しました。本との出合いは、人との出会いと同じ。「『本を通じて、学生に伝えたかったこと――」では、本を通じて世界を広げてほしいとの思いを伝えました。 |
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「読書日記」
(サイト掲載 2007年3月3日) |
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| 「読書日記」では、昨年12月、古都金沢への旅の合間に読んだ本をご紹介しました。 |
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「昭和の美女−濱谷朝さん」
文藝春秋1月号掲載 (サイト掲載 2007年2月17日) |
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| 「文藝春秋」 2007年 1月号に掲載された「昭和の美女」特集で、カメラマンの濱谷浩夫人、朝さんを取り上げました。詩人堀口大学の葬儀で見かけた喪服姿の美しさがとても印象的でした。 |
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「吉田勝巳に息づく開拓者魂
−偉大な父を凌ぐ名種牡馬へ」
臨時増刊号 「GALLOP 重賞年鑑‘06」
(2007年1月25日号) 掲載 (サイト掲載 2007年1月16日) |
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有馬記念を最後に引退したディープインパクト。この駿馬を育てたノーザンファームの吉田勝己さんと、このレースの時をともにしました。
臨時増刊号 「GALLOP 重賞年鑑‘06」(2007年1月25日号)
に掲載された「吉田勝巳に息づく開拓者魂−偉大な父を凌ぐ名種牡馬へ」のインタビューでは、ディープインパクト引退までの思いとともに、今度は、名種牡馬としてディープインパクトを大成させようとする吉田さんの強い意気込みをご紹介させていただきました。 |
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「北の大地で世界で戦う馬を育てる」(PDF記事)
慶應義塾大学 「三田評論」2007年1月号掲載 (サイト掲載 2007年1月16日) |
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| 慶應義塾大学の「三田評論」2007年1月号に掲載された「北の大地で世界で戦う馬を育てる」を掲載しました。 |
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NikkeiBPnet
1月15日掲載
「2007年、アジアの隠れた“火薬庫”は台湾海峡」 |
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| 日本に大きな影響が及ぶ東アジアの有事は、台湾海峡と朝鮮半島にあります。しかし、世界の戦略家たちが神経質になっているのは、朝鮮半島よりむしろ台湾海峡の動向なのです。なぜなら、朝鮮半島で武力衝突が起きても、米中両大国が直接武力で衝突する事態とはなりませんが、台湾海峡を挟んでは、この両大国が戦火を交えるシナリオが想定できるからです。そして、イラクに足を取られた米国の東アジアでのプレゼンス低下は、米中の力の接近を招いています。2007年、東アジアの安全保障は、台湾海峡から目を離してはなりません。 |
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NikkeiBPnet
12月27日掲載
「手嶋龍一氏に聞く:六カ国協議に進展望めず」 |
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北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議が12月下旬開催されましたが、目立った成果は得られませんでした。これは想定の範囲内の結果です。背景には、参加国である米国、中国、ロシア、韓国、日本それぞれの戦略的ミスがあります。
NikkeiBPnetのインタビューでは、各三カ国の戦略的ミスが何であるか、そして日本がとるべき道筋について解説しました。 |
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外務大臣独占インタビュー『アメリカは核の傘を確約した』
『中央公論』2006年12月号掲載 (サイト掲載 2006年12月14日) |
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麻生太朗外務大臣との独占インタビュー「アメリカは核の傘を確約した」が、中央公論12月号に掲載されました。北朝鮮の核実験を受けて、国連安保理の制裁決議はわずか6日でスピード採択されました。そして、コンドリーザ・ライス米国務長官が急遽来日、記者会見で「日米同盟の抑止力は万全だ」と発言、日米安保体制を機軸に対処していくとするアメリカの姿勢を鮮明に打ち出したのです。ここに至るまで、日本が日米同盟堅持の立場を貫き努力をしてきたことに疑いの余地はありません。
インタビューでは、ある国の外交官が「手強くて目が離せない」とまで評する麻生外務大臣に、国連制裁決議の採択、ライス国務長官の発言までの日本外交の舞台裏と、「北方領土」「竹島」といったさしあたっての懸案事項や、今後の対北朝鮮政策についての見解を語っていただきました。 |
| ※スティーブンズ・クラブに掲載 |
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NikkeiBPnet
「手嶋龍一氏に聞く:米民主党勝利とイラク・北朝鮮問題」
nikkeiBPnet on Yahoo!ニュース 2006年11月22日 |
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アメリカの中間選挙で野党・民主党が圧勝しました。このことは、大統領が犯した過ちを改めさせる内在的な力がアメリカにあることを人々が選挙によって示した出来事として歴史に刻まれることでしょう。それでは、イラク戦争の行方、北朝鮮、そして、日本を含む東アジアにとって、この選挙結果は、どのような意味を持つものなのでしょうか。
「NikkeiBPnet」のインタビューでは、このことについて議論しました。 |
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池田知隆の『
団塊 』探見(PDF)
−豊富な『情報』で国際情勢を読み解く手嶋龍一さん−
『毎日新聞』 2006年10月28日掲載 (サイト掲載 2006年11月13日) |
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「団塊世代の共通体験がない」――。毎日新聞の論説委員兼編集委員の池田知隆さんに、団塊世代の1人としてインタビューを受けました。団塊世代といえば、「高度経済成長」「受験勉強」「戦後民主主義への信奉」の3つのキーワードが思い浮かびますが、経済成長のさなか、衰退していった炭鉱を営む父の元に育ち、北海道の公立高校でおおらかに育った僕にはどれもピンときません。
インタビューでは、僕がどのようにしてインテリジェンスの世界に興味を持つようになったのか、NHK記者になったいきさつから、『ウルトラ・ダラー』を描くまでの道程をお話ししました。 |
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「大きすぎる小泉とブッシュの罪」
『読売ウィークリー』 2006年10月29日号掲載インタビュー (サイト掲載 2006年10月30日) |
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| 安倍政権は発足早々、勝負の時を迎えています。特に、北朝鮮による核実験発表を受けて、アメリカの目を東アジアに向けさせること、そして、日米同盟を今再び、磐石なものにすることを喫緊の課題として取り組まねばなりません。小泉前首相とブッシュ米大統領は親密な関係にありましたが、それだからこそ、日米関係の真の危うさに目を配ることがなかったのです。
インタビューでは、この空洞を埋めることこそ、安倍新政権の最優先課題である、と指摘しました。 |
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「情報選別・評価能力がカギ」
『朝日新聞』 2006年10月6日掲載
三者三論 「機能するか、日本版国家安保会議」より (サイト掲載 2006年10月16日) |
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| 9月26日の安倍新内閣発足に伴い、同内閣が設立を目指す日本版「国家安全保障会議(NSC)」をめぐる議論が活発になっています。朝日新聞の「三者三論」では、政治指導部の決断に繋がる情報を正確にえり分け、分析・評価する役割を担うには、日本版NSCにどのような機能を持たせるべきであるか、また、このような機構が日本のシステムの中で十分に機能するためには、どのような壁を乗り越えなければならないのかについてお話ししました。 |
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ノンフィクションとフィクション
― その悪魔的なる関係 ―
映画 『グアンタナモ、僕達が見た真実 』 解説コラム (サイト掲載 2006年9月29日) |
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読売新聞の「論壇」をこのサイトでご紹介したおり、同じ9・11の同時多発テロ関連の映画として映画
『グアンタナモ、僕達が見た真実 』 に触れました。その解説コラムをお届けするとお約束しましたが
このほど映画のパンフレットが出来上がりました。
フィクションとノンフィクション、その悪魔的な関係を象徴する作品ですので、ぜひご覧ください。 |
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「テロと戦う超大国の孤独」
― 映画に見る「9・11」の5年後 ―
『読売新聞』 2006年9月13日掲載論壇 (サイト掲載 2006年9月22日) |
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9・11事件から5年目を迎えて、さまざまなメディアから
寄稿を求められました。そんな記事のひとつ、読売新聞の 9月13日の朝刊の論壇に掲載された記事をお届けします。
グリーングラス監督の『ユナイテッド93』とストーン監督の 『ワールド・トレード・センター』に見る5年後のアメリカと
ブッシュ政権について書いてみました。
また、来月の下旬に公開される イギリス映画『グアンタナモ、僕たちの見た真実』についても
映画評を執筆しました。近く、この欄にも掲載します。 |
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最新エッセイ「僧衣の国際政治学者」
『小説新潮』 2006年8月号 (サイト掲載 2006年9月22日) |
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| 「小説新潮」8月号のエッセー欄 「わが師の恩」に
ハーバード大学時代に指導を受けた ブライアン・ヘア教授について書いてみました。ヘア教授は
カトリックの神父にして国際政治学者、歴代のアメリカ大統領が 軍事力を行使すべきか否か思い悩んでヘア師の教えを乞うことで知られています。
題して『僧衣の国際政治学者』。 ご一読ください。 |
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最新エッセイ「予期せぬ海の出来事」
『銀座百点』 2006年8月号 (サイト掲載 2006年9月22日) |
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| エッセイ「予期せぬ海の出来事」を皆さんにお届けしたいと思います。
かつて向田邦子さんの名作『父の詫び状』が連載された 月刊誌として知られる「銀座百点」の8月号」に執筆したものです。 |
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「外交のカラクリ、国家の嘘」
『オフレコ!』Vol3(2006年8月3日)掲載鼎談 (サイト掲載 2006年9月22日) |
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| サンデー・プロジェクトのアンカーマンをつとめる
田原総一朗さんが、責任編集している 雑誌『オフレコ』に外務省のラスプーチンこと
佐藤優さんと田原さんとの鼎談が掲載されました。 これまで明らかになっていなかったいくつかの事実が
取り上げられています。ぜひ一読してみてください。 |
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手嶋・阿部
緊急対談1 |
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手嶋・阿部
緊急対談2 |
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手嶋・阿部
緊急対談3 |
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イギリスで発覚したテロ未遂事件の余震が覚めやらぬ8月11日。特別番組をご一緒した田原総一朗さんと
テレビ朝日の打ち合わせ室でこんなやり取りを交わした。
「手嶋さん、大規模な航空機テロ事件を水際で間一髪、食い止めたのは奇跡的というべきでしょう」
「まさしく老インテリジェンス大国の底力をまざまざと見せつけた出来事です」
「手嶋さん、日本ではそのあたりの機微にもっとも通じているのは誰なのでしょう」
「田原さん、そりゃラスプーチンです。彼はかつてイギリス陸軍の学校に在籍し、ロンドンに住むチェコの古本屋、実は亡命者のインテリジェンス要員がお師匠さんでもあったんです。外務省のラスプーチン氏にコメントしてもらうのが一番です」 |
これで無罪放免になったと安心していたところ、「13日のサンデー・プロジェクトに」といわれ、どうにも断れなかった。
こうした分野は 情報源の秘匿の問題があって明快な言い回しが何ともむずかしい。テレビ出演が終わると同時に
「もう少し詳しい背景の説明を」という声が多くの方々から寄せられた。
そこで「北朝鮮のミサイル問題をめぐる国連安保理決議」に続いて、クオリティ・マガジン『ファクタ』の編集長、阿部重夫さんと二度目の緊急対談を行った。 |
(サイト掲載
2006年9月22日) |
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「日米同盟再建が急務」
『東京新聞』2006年8月8日掲載インタビュー記事 (サイト掲載 2006年8月20日) |
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「これが外交の品格だ」
麻生太郎(外務大臣)×手嶋龍一
『中央公論』 2006年7月号掲載対談 (サイト掲載 2006年7月22日) |
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