手嶋龍一

手嶋龍一

手嶋龍一オフィシャルサイト HOME

メッセージ

日ロ「ソチ会談」をどう読むべきか

 ロシアの保養地ソチで行われた安倍・プーチン会談をどう読み解けばいいのだろうか。日本の主要紙の報道ぶりをみていると、どの新聞も会談の評価に苦慮している様子が窺える。停滞していた日ロの領土交渉を打開するきっかけになるのか、当事者が会談の肝を明かしていないため、読みあぐねている。
 首脳会談に携わった日本政府の関係者は「安倍総理はかなり踏み込んだ提案をした」と明かしている。この発言を裏付けるように、北方領土に関する首脳発言はメディアに一切漏らしていない。安倍総理は「日ロ双方が受け入れ可能な解決策を目指して、新たな発想に基づいたアプローチで交渉を進めていこう」とプーチン大統領に持ちかけ、安倍総理は郷里、山口県で安倍・プーチン会談を年内に開催しようと打診した。それまでは双方ともに交渉の中身を厳秘にして突破口を探ろうというのだろう。

[続きを読む...]

新着情報

インテリジェンスの最強テキスト
新作
インテリジェンスの最強テキスト
東京堂出版
9月20日発売

日本の現実をふまえ、日本の視点から書かれたインテリジェンスのテキストがついに完成。ウクライナ情勢や「イスラム国」の台頭など、東アジアの今後に大きな影を落とす現在進行形の出来事を解き明かす。近未来を的確に見通すため、インテリジェンスをどう活用すべきか。巻末にはインテリジェンスを初めて学ぶ人のために用語解説と関連事件年表も付帯した。