連日の猛暑のなか、如何お過ごしでしょうか。欧州の取材旅行から帰国するのを待ち構えているように、日本の皆さんからは、ウクライナの戦争を巡る欧州各国と日本の体温差について様々な質問を頂いています。
G7の議長国を務める日本の岸田総理は、一貫して「全領土の奪還まで戦い続けるというウクライナの主張に寄り添っていく」と述べています。しかし、それでは、ウクライナがクリミア半島を奪還するまで熾烈な戦いは続くことになります。遥か彼方に戦場の砲声が聞こえ、核戦争や原発炎上の危険が迫る欧州の人々の危機感は、東アジアのそれを遥かに凌いでいます。
ウクライナに軍事侵攻したロシアに一切の大義はない。だが、「民主主義をめぐる正義の戦い」を掲げるウクライナと、米国をはじめとする西側諸国にも看過できない深謀遠慮がある。戦争で利益を得るのは誰か。米、ロシア、中国、北朝鮮の「嘘」と野望、打算、本音を読み解き、ウクライナ戦争をめぐる虚実に迫る。世界は核戦争の恐怖を回避できるのか、停戦への道はあるのか。
7月30日(日) 7:30-10:30 日本テレビ「シューイチ」に出演します。
「ウクライナの運命を弄ぶ超大国の錯誤」(北國新聞「北風抄」)をスティーブンズ・クラブに掲載しました。(2023年7月27日)
「変貌する米国の〝間接戦争”」(静岡新聞「論壇」)をスティーブンズ・クラブに掲載しました。(2023年7月27日)
「戦乱の地、欧州にて」(静岡新聞「論壇」)をスティーブンズ・クラブに掲載しました。(2023年7月27日)
「狡知なき時代の危うさ」(静岡新聞「論壇」)をスティーブンズ・クラブに掲載しました。(2023年7月27日)
『逆襲する宗教 パンデミックと原理主義』(小川忠著 講談社選書メチエ)を週刊文春『文春図書館』に掲載しました。(2023年6月8日)
「”半導体の三国志”を読み解く」(熊本日日新聞)を「手嶋流”書物のススメ”」に掲載しました。(2023年6月8日)